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三橋ブログ

毎日書くことない…

2025'12.08.Mon
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2010'10.30.Sat
映画は終ったがDVDで観るんだという人は、いつものとおりネタバレしまくってるので注意。





レッドラインの感想。





一言で言うなら速すぎるチキチキ猛レース。1シーンでどこかしら動いてないと嫌なのかというぐらい動く。主人公の乗る相棒トランザムが壊れるシーンもぬるぬる動く。ぬるぬる壊れる。


ジョジョ、ナウシカ…枚挙にキリが無いが、連想される他作品が多数ある。なのに嫌味が無い。男のロマンを全てぶちこんだような熱さや素直さに好感が持てる作品だった。


約2時間、激走の展開は中弛みしない洗練された演出だった。じっくり観たい派の三橋にはもの足りないぐらいだ。欲を言えば、ヒロインとその父の関係などにもう少し時間を割いてほしかったが、疑問に対する答がしっかり用意されていた点は、世代に関係なく愛される作り方だと思う。


主人公の声をきむたくが演じるなど、まっどはうすの本気具合が窺い知れる。1ヶ月で上映終了するのが惜しい。


アニメに声優ではない人間を起用するのは三橋は気にならない。からふるもそうだが、テレビ番組など、いろんな場所で宣伝できるというメリットを考えれば、作品にたいする自信が溢れているのがわかる。あくまで作る側の事情を考えての話なので、個人的趣味を言えばきむたくははうるでもうたくさんだったし、クセのあるサブキャラクターに対してヒト型のキャラクターデザインはあっさりしていておもしろくなかった。目元をもう少しくどくしたほうが好みだ。


よって、人外好きはぜひ観てほしい。なにより、デイズナ弟がたまらん…!!かった。あとはやっぱりスーパーボインズだよね。あれもこれも刺激を受ける人外キャラデザだった。


マシンのデザインもそれぞれの個性がでていてた。武器を搭載しない、市販のままあまり手を入れないトランザムは速さとこまわりのきいた走りでみせた。スーパーボインズは女性らしい丸みのある車(?)でセクシーさを表現していた。後半は某ロボットアニメを思わせる変形で敵を翻弄する姿にめろめろだ。


映像もそうだが、映画館で観る魅力はなんといっても音だろうな。エンジンの地を揺らすような唸り声には鳥肌が立った。


観終わって知ったんだが、驚いたのは小池監督の関わった作品の複数に自分が触れていたこと。そしてどれも感動したこと。スタッフロールは最後まで観るのに監督やスタッフの名前を覚えないので、好みがはっきりとわかった瞬間は意外だった。やはり良いものは良いと信じる感性は大切だ。


亡くなった金田監督が残した遺伝子が次々に芽吹いているのを実感した作品だった。
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